04 まちづくりファンド

埼玉縣信用金庫は、埼玉県内における中心市街地活性化および歴史的建造物の保全を目的に、一般財団法人民間都市開発推進機構(以下、「民都機構」)との共同出資により、マネジメント型まちづくりファンド「さいしん まちづくりファンド」を設立しました。マネジメント型まちづくりファンドへの出資は、埼玉県の金融機関では初の取組みとなります。また、県内における異なる課題を有する複数の地域を支援するまちづくりファンドの設立は全国で初めてです。
当金庫では、本ファンドの取組みを通じ対象エリアにおけるまちづくりを支援するとともに、引き続き埼玉県内における地域活性化支援に取り組んでまいります。

ファンドの概要

ファンド名称
さいしん まちづくりファンド有限責任事業組合
目的
当該ファンドからの出資・社債取得を通じて、リノベーション等による民間まちづくり事業を一定のエリアにおいて連鎖的に進めることにより、当該エリアの価値向上を図りつつ、地域の課題解決に貢献すること。
ファンド形態
有限責任事業組合(LLP)
出資者
埼玉縣信用金庫 および 民間都市開発推進機構
ファンド総額
1億2,000万円 (埼玉縣信用金庫 6,000 万円、民都機構 6,000 万円)
設立日
2020年2月18日
運用期間
20年間 (2040年1月31日まで)
投資期間
最⾧10年間を目途とする
投資方法
優先株式の取得、匿名組合契約に基づく出資、社債の取得
ファンドによる投資限度
①出資を行う場合は出資を受けた直後の事業者の資本(純資産)の額の3分の2または対象事業の総事業費の3分の2のいずれか少ない額を限度とする。
②社債を取得する場合は、対象事業の総事業費の3分の2を限度とする。
投資対象事業の考え方
投資対象エリアにおいて、古民家、空き家、空き店舗等をリノベーション等により活用し、商業施設、宿泊施設、交流施設、業務施設等を整備・運営することで地域の課題解決に資する事業。

埼玉県初!
埼玉県内のリノベーション等によるまちづくり事業を支援します。

〇ファンドのスキーム

〇ファンドの投資対象エリア

「さいしんまちづくりファンド」
第1号(川越)、第2号(岩槻)の2つの案件に投資しました

【第1号案件】株式会社百足屋(川越市)

2021年1月15日、川越市の株式会社百足屋(むかでや)に対し、8百万円の投資(社債引受)を実行しました。本件はさいしんまちづくりファンドの第1号案件となりました。
株式会社百足屋は、川越市指定有形文化財である「田口家住宅」(川越市松江町2丁目5-11)の保全を目的とし、伝統的な建物を利活用し、茶道・華道・書道・日本舞踊・三味線・折り紙等の日本文化を体験する場、お抹茶等を提供するカフェ等を運営しております。また入り口部分の「店蔵」では伝統工芸品や土産物を販売しております。

【第2号案件】合同会社岩槻家守舎(さいたま市岩槻区)

2021年2月18日、さいたま市岩槻区の合同会社岩槻家守舎(やもりしゃ)に対し、5百万円の投資(社債引受)を実行しました。
本件は、さいたま市が2020年2月に開催した「リノベーションスクール@岩槻」のユニットから事業化した第1号案件です。当金庫取引先でもある「化粧品とらや」の空き店舗(さいたま市岩槻区本町4丁目1-7)をリノベーションし、1階をカフェ「ChaTora」、2階をシェアオフィス「Co.Tora」として運営します。「ChaTora」は選べる一点ものカップにて提供するお茶、岩槻産野菜を使用したスリランカ風カレーが特徴となっています。